心のネジを巻く日記

発達障害児の子育てと日常を綴るブログです

フリースクールは不登校の救いになる?|見学に行って分かったこと

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先日、あるフリースクールを長女と一緒に見学して来ました。

今のところ長女は不登校の状態にあるわけではないのですが、これから中学校へ入学するにあたって、万が一つまずいた場合の「居場所」を確保しておいてあげたいなと思ったからです。

不登校になってからでは遅いから

以前、長女が不登校になった時に、1人ぼっちで寂しそうにしていた顔が未だに忘れられません。

あの時は色々なことが重なって最悪の事態になってしまったのですが、「学校には行きたくない」という長女の意思を尊重して学校を休ませたものの、学校に行かなかったから苦しさから解放されたかといえば、全然そうではありませんでした。

むしろ、学校に行けない自分に対しての恥ずかしさや劣等感を、長女は感じているようでした。

もしもこれから「学校に行くのがつらい」と長女が言い出した場合、学校に行かせないことは簡単だけれど、じゃあどうするのか?と思うのです。

家に引きこもって遊ばせておいても、本人のしんどさ、つらさは増すばかり。

それに、これからは将来も見据えて、社会との関わり方も考えなくてはいけないので、「学校が無理でもここに居場所があるよ」という状況を作ってあげたいと考えています。

フリースクールの見学

私たちが住んでいる県には、小学生も通える、割と大きな規模のフリースクールが(私の知っている限りで)5つあります。

でも、家から定期的に通うとなると近い場所が良いので、色々探していたら、歩いて40分、バスで5分の距離に1つありました。

そのフリースクールはビルの2階に入っていたのですが、広くて明るくてキレイで、雰囲気はなかなか良かったです。スタッフは女性が中心で、すごく丁寧に優しく接してくれました。

数年前に見学したフリースクールは古い民家みたいな所で、先生は、そこの住人みたいな感じで暗い雰囲気が気になったのですが、今回の所はきちんとした学校だったので安心しました。

もともと通信制の高校が運営しているということで、大学進学や資格の取得なども積極的にサポートしてくれるそうです。

聞きたいことを質問

私は学校見学の予約をあらかじめ入れていたので、学校につくとすぐに対応してくれました。

私が相談室で先生と話をする間、長女はスタッフの方とパソコンルームへ。あとで聞いたら、長女は自分の気に入っている動画や猫のサイトを、優しい女性スタッフに一生懸命見せていたとのこと。

フリースクールのことで私がまず知りたかったのは、長女と同じ年代の子どもがどれくらい通っているのかということです。

面談してくれた先生は、今のところ小学生は5人在籍しているけれど、集団生活が苦手な子どもばかりなので、毎日通える子どもはいないと言っていました。

週に1度の子どももいれば、数カ月に1度、何かのイベントの時だけ参加する子どももいるそうです。

このお答えには、正直、少しガッカリしました。

学校では友達作りが難しいため、こうした場所で友達や仲間ができたらいいなと思っていたからです。

でも、そもそも集団生活が苦手でフリースクールに来ている子ばかりなわけですから、それは仕方ないですよね。長女だって、もしここに入学しても、通えるかどうかは分からないですし。

次に質問したかったのは、フリースクールと学校との連携はしてもらえるのかということです。

このフリースクールは教育委員会とも繋がりがあり、ここに来ていれば学校の出席日数に入れてもらえる制度があるのです。

その質問に関しては、「校長の考え方で違いがあるんです」という答えでした。

学校に行けなくてもフリースクールに頑張って登校すれば、それを「出席」と認めてくれる優しい校長もいれば、フリースクールなんて遊びの延長だということで、出席にはあたらないと判断する校長もいるのだとか。

フリースクール側は、子どもの出席した日や、どんな学習をしたのかというのを逐一学校に情報を届けるのだそうですが、受け取る学校によって対応は様々なのだそうです。

この2つの質問のほかにも、実際にフリースクールでどのように生活するのか(基本的には自分の意思でとのこと)、授業はあるのか(午前中のみ授業あり、午後は自由時間)など、色々聞きました。

子どもにとってベストな結論を

フリースクールの先生もおっしゃっていたのですが、基本的には、やはり校区の学校に通えることがベストなんですよね。

でも、それがどうしても無理になった時に、親として何がしてあげられるのか。どれだけの選択肢を提示できるのか、というのが大切なことなのだと思います。

フリースクールは学校生活につらさを感じる子どもにとっては大切な存在であるわけですが、一方で、学校から離れてフリースクールに通うことで、社会生活で必要なコミュニケーションスキルを身に付ける機会を減らしてしまうというデメリットもあります。

今回、フリースクールを見学してみて、長女も思っていたより緊張無く楽しめていたようなので、もしもの時は入学しても良いのかなと思っています。

ただ、学校かフリースクールどちらが良いかというのは、やっぱり、子どもが何を求めているかというのを考慮する必要がありますし、将来のことも考えて慎重に決めなければいけないと思います。

長女に関しては、来春の中学校入学が精神面にどう影響するのかを見極めて、色々な方向性を探って行きたいと思っています。