心のネジを巻く日記

発達障害児の子育てと日常を綴るブログです

子ども達に読ませたい『伝記漫画』のおすすめ|読むことが苦手な子供でもマンガなら伝わりやすい

長女が産まれて、一番最初に読み聞かせたのは「うさこちゃん」の絵本でした。

うさこちゃんのたんじょうび (ブルーナの絵本)

生後5日目の長女は本当に産まれたてで、目もはっきり見えてはいない状態であったと思いますが、そんな彼女を腕に抱いて「うさこちゃん」の絵本を毎日何冊も読みました。

それ以来、絵本の読み聞かせは毎晩続きました。

最近は無くなったのですが、それでもたまに「寝る前に絵本を読んであげようか」と子ども達に言うと、目をキラキラさせて、枕を抱えながら喜んで集まってきます。

毎日は面倒だけど、たまになら嬉しいみたいです。

ただ、もう2人とも大きくなったので「シンデレラ」や「白雪姫」などのおとぎ話はあまり喜びません。

「何を読んだら嬉しいかな?」

私は本棚の前でしばし悩んだあげく、結局、ずらりと並んだ『伝記漫画』に手を伸ばすことが多いです。

うちには『伝記漫画』『歴史マンガ』がたくさんあって、普段は節約を心がけている我が家でも、こういった種類の本は「欲しがるだけ買ってあげよう」と決めているのでした。

伝記漫画のおすすめは…

これまでに子ども達が読んだ伝記漫画で、特に気に入って何度も読み返しているものを紹介します。

ターシャ・テューダー

学習漫画 世界の伝記NEXT ターシャ・テューダー (学習漫画 世界の伝記NEXT))

ターシャは絵本作家で、素晴らしい庭を作り上げた女性としても知られています。

幼い頃から田舎暮らしに憧れていて、誕生日プレゼントに欲しがったのは「自分の牛」だったというくらい、自然を愛していたそう。

この伝記漫画には、巻末にターシャの人生や人物像の解説がついているほか、当時の生活習慣や歴史についても所々に注釈があって子供にも分かりやすいみたいです。

花に囲まれて暮らしながら、大好きな絵本を描いていた生活は現代の子ども達には憧れなのかも知れませんね。

▷学習漫画 世界の伝記NEXT ターシャ・テューダー (学習漫画 世界の伝記NEXT))

ヘレン・ケラー

学習まんが 世界の伝記NEXT ヘレン・ケラー (集英社版・学習まんが 世界の伝記NEXTシリーズ)

「見えない、聞こえない、話せない」という三重苦を背負いながらも、自分らしく一生懸命に生きたヘレン・ケラー。

幼い頃から苦しみを抱えて生きてきたヘレンが、サリバン先生に出会い、少しずつ成長をして奇跡を起こす物語です。

大人になったヘレンは世界中の障害者を助けるための活動を始め、日本にも来日していますが、今となってはほとんどの子供がその存在をあまり知らないようです。

長女は、自分にも障害があるから身近に感じるのか、よく1人でこの『ヘレン・ケラー』の伝記漫画を開いています。

この物語を読むことで、障害者にも希望があると感じてくれていると良いのですが。

▷学習まんが 世界の伝記NEXT ヘレン・ケラー (集英社版・学習まんが 世界の伝記NEXTシリーズ)

アンネ・フランク

アンネ・フランク (コミック版世界の伝記)

ユダヤ人というだけで迫害を受け、人生の喜びを知ることなく生涯を閉じた多くの人々。その中の1人がアンネ・フランクだったと思います。

アンネの生涯を知ることは、歴史の中にこんな悲惨な出来事があったんだと子供に理解させる上で大切なことだと思いますし、根本は人間の中にある差別意識が産み出した悲劇なのだと教えることが大切だと思っています。

ただ、それを当時の写真や堅苦しい文章で子供に理解させるのはかなり難しいので、伝記漫画がすごく役立つのです。

うちの子ども達は食い入るように没頭して読んでいましたが、絵や文を「こわい」と感じるお子さんもいると思いますので、最初はページをぱらぱらめくるだけでも良いと思います。

▷アンネ・フランク (コミック版世界の伝記)

角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 (15)

角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 15 戦争、そして現代へ 昭和時代~平成

最後は伝記漫画ではなく、日本の歴史マンガを紹介します。

日本の歴史マンガは各社から色々と発売されているのですが、なぜこの角川まんが学習シリーズを選んだのかというと、解説が子供にも分かりやすく、当時の時代背景を理解しやすいと感じたからです。

特におすすめしたいのは15巻の『戦争、そして現代へ』です。表紙イラストを担当しているのはスタジオジブリの近藤勝也さん。

マンガの中の物語は、1938年の秋に東京下町の民家に役場の職員がたずねてくる場面からはじまります。

「ご主人あてです。おめでとうございます」

召集令状と書かれた真っ赤な紙を受け取って絶句する女性。

そのシーンから、第二次世界大戦のきっかけがドイツにあったこと、1939年9月にイギリスとフランスがドイツに対して宣戦布告をしたことに繋がっていきます。

今の子供でも親しみやすい作画で、分かりやすい言葉使いで、「日本の戦争の歴史」をうまくまとめている1冊だと思います。

この本は「子ども達にどうやって戦争を理解させようか…」と悩んでいた時に出会いました。表紙がジブリで親しみやすいのと、文字が大きく読みやすいのが良いと感じました。

次女が小学2年生の頃に買いましたが、無理なく読めていたようです。

▷角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 15 戦争、そして現代へ 昭和時代~平成

なにより大切な読解力を養う

子供が成長する上で最も必要なのは読解力です。

文章を読み解く力がないと、色んな場面でつまづきを感じてしまいますし、集中が苦手になってしまうと思います。

では、どうやって読解力を養うのかと言うと、さまざまな情報を「読んで理解する」習慣をつけさせることだと思うのです。

最初から自分で読み解くのは難しいですが、お父さんやお母さんが読み聞かせて、読んだあとには「ああだったね」「こうだったね」と、感想や感じたことを口に出すのも良いでしょう。

本を読むことが嫌いだと、世界が狭まって人生がすごくつまらなくなってしまうかも知れません。

読んで、想像して、理解する。読んで、想像して、痛みを知る。読んで、想像して、優しさを育む。

それが、今の子ども達にはすごく大切なことではないでしょうか。