心のネジを巻く日記

発達障害児の子育てと日常を綴るブログです

「自閉症との付き合い方」「自閉症の人への支援の在り方」を見直すきっかけになるブログを紹介します

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最近、自閉症スペクトラムと診断されている女性のブログを見つけて、ひと通り読んでみました。

どの記事も興味深く、「自閉症の中の人」と表現すると誤解を受けるかも知れないけれど、中の人からの本音のメッセージに触れられるというのは、自閉症児の親としてすごく貴重な体験なのでした。

morikanoko.hatenablog.com

このブログを書いている「もりさん」は、自閉症とご自分の関係について下記のように綴っています。

なんとなく「人の姿を借りている」感じが拭えす居心地の悪い自分の体。

以前、私の長女も「自分が自分じゃない」と言った事があって、そのことはこのブログにも書きましたが、それと同じような感覚なのかなと思いました。

 

www.nejinikki.com

 

自閉症の人に近づきすぎないで

もりさんはブログの中で、「障害者を子ども扱いしないで欲しい」と書かれていて、それを読んで私は胸がヒヤリとしました。

というのも、私は普通の人よりは障害児に接する機会が多い方だと思うのですが、障害のある子どもというのは、やはり健常児にくらべて言葉や行動が幼くうつりますし、そうなるとどうしても「守ってあげないと」「助けてあげないと」という気持ちがはたらいて、ことあるごとに手を差し伸べたくなっていた自分がいたからです。

もちろん、障害のある人を周囲が手助けするのは当たり前のことなのですが、その手助けの方法が結果的に「子ども扱い」になってしまっていることもあるのだと思います。

身体に触らず距離をとってほしい

発達障害の人は身体に触られる事を嫌う傾向があります。

なので、発達障害に理解がある人であれば、それが子どもであっても不用意に身体にふれることは無いでしょう。

でも、発達障害児は健常児よりすいぶん幼く感じられることも多いので、何も知らない人からは前触れもなく頭をなでられたり、手を握られたりすることも多いのです。

私の長女も、発達障害の影響で動きが独特ですし、色白でかなり痩せているので「華奢で頼りない女の子」に見られるせいか、よく知らない人から「可愛いね」と言われて頭や身体を触られる事があります。

長女はそういう時、表情を変えずに呆然としています。

早く離れて欲しい時には、何も言わずに精一杯のおじぎをして、「これで終わりにしてください」というサインをだしますが、相手には伝わらず、ただ「あれ?ちょっと変わった子?」と思われて、終わります。

長女もすでに12才なので、もしも健常児であれば他人が不用意に身体に触れる事はあまり無いと思うのです。

でもやっぱり発達障害があるために年齢相応に扱ってもらえないと言うか、当たり前の配慮が受けられない現実があるように感じます。

自閉症の人と接するときは

私の長女や、その他の知っている自閉症の人達を見ていて思うのは、たとえ自閉症・発達障害の影響で健常の人とは全く違う生活をしていたとしても、心の中にうつる風景は健常でも障害でも何一つ変わらないということです。

障害があろうとなかろうと、嫌なことは嫌だし、できないことはできない。

「障害があるから」「障害者だから」という先入観は捨てて、同じ人間として、この子はどうして欲しいのか、どんな支援が必要なのか、考えてあげることが大切だと思うのです。

めんどうくさいかもしれないです。ごめんなさい。もしそれなら、ほおっておいてください。攻撃することだけは、しないでください。

morikanoko.hatenablog.com

 もりさんのブログには、ご自身の経験をもとにしながら「自閉症とどう関われば良いのか」という周囲の人達へのアドバイスも分かりやすく書かれています。

自閉症スペクトラムと診断されている人や、そのご家族にとって、すごく役立つ記事ばかりだと感じました。