心のネジを巻く日記

発達障害児の子育てと日常を綴るブログです

発達障害児の中学校進学|特別支援学級申請から入学までのまとめ

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今春、長女が公立中学校へ入学しました。

発達障害のある子どもの進学では、色々と考えなくてはいけないこと、やらなくてはいけないこと、当然のことながら沢山あります。

この1年くらい、親子ともに心と身体が疲れる日々だったなぁと思います。

長女の中学校進学のためにやったこと、簡単にまとめました。

発達障害のお子さんを持つ保護者の方の参考にしていただければ嬉しいです。

6年生になったらすぐに進学先を決める

長女は広汎性発達障害なので、小学校では特別支援学級の情緒障害児クラスに入っていました。

特別支援学級に籍を置いている子どもの進学先としては、公立中学校の通常クラスに入るか、特別支援学級に入るか、それとも障害のある子どもだけが通う特別支援学校に入るかの選択肢があります。

私と長女は5年生の時に特別支援学校の見学に行き、6年生になってすぐに校区の中学校の特別支援学級の見学に行きました。

長女は、特別支援学校に行っても良いと感じたみたいですが、それだとバス通学になって、自宅から離れているのが不安だと言っていました。

私の感想としては、やはり特別支援学校の方は同じ発達障害でも少し強めの特性を持っているお子さんばかりなので、この中に長女が入るとなるとかなり浮いてしまうのではないかと感じました。

また、長女は発達指数も知能指数も100を上回っているため、特別支援学校への入学を希望したとしても認めてもらえない可能性も大きいように思いました。

進学先を決めて面談を

見学をした結果、特別支援学校という選択肢は外して、小学校に引き続いて中学校でも特別支援学級を希望することにしました。

ただ、校区の中学校には情緒障害児クラスがなかったため、教育委員会に新設をお願いすることになったのです。

今は無いクラスを新しく作ってもらうというのは、教員不足や財政難の現状もあって、ハードルは高いとのことでした。

実際、前年度に申請をしていた生徒さんは新設が認められず、通常学級に入らざるを得なくなったそうです。そして、そのお子さんは不登校になっていました。

長女は小学校でも交流学級にはほとんど行けず、ずっと支援学級でしか過ごせない状態だったので、もしも支援学級に入れない場合は確実に不登校になります。

教育委員会の担当者に事情を話して、「なんとか新設をお願いしたい」と伝えました。

進路については6年生の1学期中に決めるように言われていて、確か書類も提出したように思います。

夏休み直前に中学校の方で面談があり、そこでも長女の集団生活の困り感について一生懸命お話をしました。

教頭先生が、「早い段階で中学校を出てからの進路を見据えなくてはいけない」と言われていて、はぁ、長女の進路…と、少し憂鬱が降ってきた瞬間がありました。

発達障害の子どもは、たぶん社会人になってからが一番大変ですよね。学校は、なんだかんだ言っても守ってくれるしサポートしてくれますけど、大人になったら親が全てに置いて責任をもって支えなくてはいけないのだと思います。

話が逸れましたが、中学校の面談では教頭先生と特別支援コーディネーターの先生、知的障害児クラスの担任の先生を相手に、長女がいかに学校がつらいかについて話しました。

療育手帳を取得する

中学校への進学にあたって、継続的な支援を受けるために療育手帳を持っておいた方が良いと担任に言われ、それもそうかと感じたので申請しました。

療育手帳を持つことで、長女がサポートが必要な障害児だということが明確化されて中学校の情緒障害児クラスの申請も通りやすくなるかもという期待もありました。

療育手帳の申請から給付については過去記事に書いています。

www.nejinikki.com

スクールカウンセリングを受ける

中学校の面談で、「集団生活でそんなに悩んでいるならスクールカウンセリングを受けてみてはどうか」と言われ、受けることにしました。

それから、長女は1学期の終わりから6年生の最後まで毎週受けました。

すごく優しくて親しみの持てるカウンセラーの先生なので、長女も安心して接することができたようです。

月に一度、私もスクールカウンセリングを受けて長女の家での様子を話したり、カウンセリングでの長女の様子を聞いたりしました。

カウンセリング自体に何か効果があるとは正直思わないのですが、これも一つのアピールにはなるのではないかと思っていました。

1人で「困っている」と思っていても周囲には伝わらないけれど、カウンセリングを受けているという1つのアクションをプラスすることで、「この人は本当に困っているんだな」という印象を持ってもらえます。

そしてもちろん子どもにとっては、身内以外の大人と親しく話をする機会が持てることは、絶対に良い影響になります。

今はほとんどの学校でスクールカウンセラーが常駐しているので、障害のあるなしに関わらず、悩みがあれば利用した方が良いと思います。

結果が分かるのは3学期の終わり

新設をお願いした特別支援学級が出来るのかどうか、早く結果を知りたいところですが、結果は3月の終わりにならないと分からないと言われました。

理由は、教育委員会で判断した後に県議会で予算が承認される必要があるのだとか。

きっと上の方の人は早く分かるのでしょうが、確定するまでは伝えられないということなのですね。

6年生の交流学級の先生にそのことを言ったら、「まったく融通がききませんねぇ!」と怒っていました。先生方も、そういうことは早く分かった方がフォローしやすいのにと思っているみたいです。

6年生の3学期になると普通は入学する中学校に提出するための「入学のはがき」が市から届くのですが、長女はまだ受け入れ先が決定していないということで届きませんでした。

中学校の説明会で、みんなが持って来ているはがきが長女だけなくて、その時は少し寂しいものがありました。

支援学級の担任からは、申請が通るかどうかの決定の知らせは春休みに入ってからかも知れないと言われて不安になっていましたが、3月の2週目に連絡があり、「情緒障害児クラスの新設が決定しました」と言われました。

きっと出来るはずと信じていたのですが、もしも出来なかったら長女にとっては大変な中学生活になっていたと思うので本当に良かったです。

長女には、「あなたを理解して支えてくれた人に感謝をしないといけないよ」と伝えました。

そこからまた中学校に呼び出され、今度は「具体的にどんな支援をして欲しいのか」という希望を聞かれました。

4月に入ってから担任が決まり、長女と一緒に挨拶にも行きました。

新しい先生は事前に希望した通り女性だったので、ここでもひと安心でした。(お願いした時には、「約束はできませんよ」と校長先生に言われていました。)

交流学級の担任も女性で、どちらのクラスも明るく優しそうな先生で長女もホッとしたようでした。

前を向いて少しずつ進もう

ということで、まとめてみると簡単に進んだように感じますね。目に見える苦労より、気苦労が多かったのかも知れません。

本当に胃がキリキリする毎日でしたけど、私が特別大変だったわけじゃなく、お子さんの進学に悩むお父さんお母さんはみんな大変ですよね。

私が長女のことで悩んでいた時、お姑さんが「あなたは正直で真面目だから、きっと神様が見ていて助けてくれるよ」と言ってくれました。

一生懸命に誠実に生きていればきっといつか努力は報われるのだと私は思っていて、長女にも、そうであって欲しいと願っています。

これからも悩みは尽きませんが、前を向いて、少しずつ少しずつ、親子で手を繋いで前進していきます。