心のネジを巻く日記

発達障害児の子育てと日常を綴るブログです

発達障害の子供に明るい未来を提示してあげたい

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ごく控えめに言って、発達障害の子供を育てるのは大変です。

たまに、子供の将来を悲観した親が子供を連れて心中したというニュースを見かけることもありますが、やってしまったことには全く共感できないものの、心情的なことはよく分かります。

子育てというのは、一見美しい、有意義なものに写ります。けれど、その影にはとてつもない闇が渦巻いていることも多いのではないでしょうか。

将来への希望が持ちにくい

発達障害の子供を育てる上で何が1番つらいのかというと、やはり「将来の希望が持ちにくい」ということではないかと感じます。

将来への希望と言っても、何も、良い就職をして欲しいとか、世の中の役に立って欲しいとか、そういう意味ではありません。

発達障害の子供は大人になっても『自立』が難しいです。

そこが、親にとっては1番の悩みの種になりますし、大きな不安にも繋がっていると思います。

「いつか手が離れる」という希望が無い

どんな子供でも、育てるのは大変です。親は多かれ少なかれ子育ての悩みを抱え、苦しみながら、1人の子供を大人へと成長させていくのです。

そこで救いとなるのが、「いつか巣立つ日が来る」という、ゴールがあること。

巣立つと言っても最近では結婚するまで実家暮らしの子供も多いわけですが、それでも、大変だった身の回りの世話から解放され、精神面でのサポートも子供自身に任せられることで、親としては成長した子供を一歩引いた立場で見守れるようになります。

ところが発達障害の子供はそういうわけにはいきません。

逆に大きくなればなるほど、精神的な不安定さが露呈して、手に負えなくなるケースも実際にたくさんあります。

大人になるまでが正念場

学校に通っていた時には先生方やカウンセラーが支援してくれていたものの、大人になるとそうした日常的な支援が無くなる分、親の負担は大きくなると考えても良いと思います。

発達障害の人が社会の中でこじらせてしまった場合、二次障害として「鬱病」や「双極性障害」「統合失調症」などを発症することがあります。

社会に出る前でも、思春期頃からこうした二次障害が出るリスクは高まると言われています。

発達障害の二次障害として精神疾患を患ってしまうと、本人も家族もかなり苦しい思いをしなければいけなくなります。

そこから、治療や療育に本腰を入れる人も多いのですが、私はそこからでは遅いのではないかと思っていて、できればそうならないうちに、早い段階から少しずつシフトしていく必要があるのではないかと考えています。

今すぐにできること

今、長女は中学1年生です。思春期の入り口に立って、他者と自分との違いを意識するようになってきました。

自分は何をやってもダメ。自分なんていない方が良い。

そうした自虐的な言葉も増えてきて、自己肯定感が弱まっていることを感じます。

長女の通っている中学校は普通の中学校で、周りはみんな健常のお子さん。友達もたくさんいて、授業にも無理なく参加できる元気な人達(というように、長女には見える)に囲まれて毎日を送っているわけですから、自分に対してのコンプレックスは感じなければ嘘だと思います。

そんな長女が気を病まないように私がやっていることは、苦手なことを克服させるのではなく、別の生き方もあるんだよと伝えることです。

別の生き方、イラストレーターでもユーチューバーでも、占い師でもデイトレーダーでもパフォーマーでも、資格が必要無くできる職業はたくさんあるから、何をしたって良いんですよね。

私ももし12歳に戻れたら、空だって飛べるような気がするから。

発達障害者にとって、社会のレールに乗って生きていくのはすごく苦しいかも知れない。それなら、なんとかレールの外で居場所を見つけることが、未来につながっていくのではないかと、親としては微かな希望を握りしめて前進するしかないのだと思っています。