心のネジを巻く日記

発達障害児の子育てと日常を綴るブログです

発達障害児は美容院が嫌い?定期的に散髪をするために考えだしたこと

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発達障害の子どもは知らない人に触られたり、話しかけられるのが苦手。

というのは、たぶん共通しているのではないでしょうか。「たぶん」と書いたのは、たまにそういうのが平気なお子さんもいるからです。

それで、長女の散髪をどうするか…ずっと悩んでいて、今も悩み中でもあるのですが、自分なりに見出した美容院への誘導法があります。

発達障害児を美容院へ連れて行くための方法

小さい頃は、私が家で散髪していましたが、大きくなると毛量も増えますし、万が一失敗した時のリスクが大きくて、できなくなりました。

小さいと、たとえば散切り頭でも「可愛い」と思えますが、さすがに中学生になると、顔立ちが大人になってくるので、髪がぼさぼさだと本当にだらしなく見えてしまうんですよね。

それで、なんとか長女に美容院にスムーズに行ってもらおうということで、日頃から気を付けているのが、「身だしなみを自分で確認させること」なのです。

具体的に言うと、玄関の近くに全身がうつる鏡を置いておいて、必ず毎日、学校に行く前に自分の姿を見せます。

そして、その時に、

前髪が伸びてきてるね、髪が肩につきそうだね、と、軽く言葉がけ。

最初から「美容院いくよ!」と言っても無理なので、まずは本人に気付かせるわけです。

それから、土日で機嫌の良さそうな日に、新年度にもらった校則のプリントを一緒にチェックして、「これだと注意を受けるかも知れないから、美容院行こうね」と誘います。

「いやだぁ!ママが切ってよ!」と、お決まりの言葉を発しますが、「無理だよ!家では切れないよ、あなたはもう、ほとんど大人じゃないの」と言い聞かせ、そこで納得すれば、すぐさま車に乗せて美容院へ。

美容院では髪をベタベタ触られるし、「部活はなに?今はテスト中?」なんて、聞かれたくないようなことも聞かれて、長女にとっては大きなストレスなのだけど、でも、あえて私は助け舟を出さず、聞こえないふりで見守っています。

がんばれがんばれと、心の中で励ましながら。

発達障害のための美容室・理容室もあります

以前、発達障害の子どもに理解のある美容室を紹介されたことがあります。

そこでは、子どもの気をそらすような色んな仕掛けがあって、子どもは遊んでいる間に散髪がすむので、すごくラクで、全然嫌がらないそうです。

それはすごく良い美容室だなぁと、魅力を感じましたが、発達障害だからってあまりに特別もどうかと思っているので、その時は教えてくれた友人に「ありがとう、考えてみるね」と答え、とりあえず行かずに、今に至っています。

どちらが正しいかはいまだに分からないのだけれど、乗り越えられそうなハードルなら、乗り越えさせたいと思っています。

美容院に行けなくても生きていけないことはない。

でも、美容院さえ行けないようでは、生きていくことが、とても大変になると思う。

発達障害の特性って、どこまで配慮するか、線引きが難しいですね。

何もかも不安なことは全部取り除いてやれば、それが一番らくなのかも知れないけれど、それでは、心がどんどん弱っていくようにも思います。

この子はどこまでガマンできるか?って、親でもなかなか分からない。たぶん、本人にも分かっていないです。

なので、押したり引いたりしながら、本人にとって「ここまでなら出来る」というラインをさぐっていくしか無いのでしょうね。