心のネジを巻く日記

発達障害児の子育てと日常を綴るブログです

セクハラとハニトラの不毛な闘い

Black Box

元TBSワシントン支局長の山口氏、財務省前事務次官の福田氏、新潟県知事、TOKIOの山口メンバー…などなど。

短期間の間にセクハラ事案が出てくる出てくる、どうなるのでしょうか日本は。

「日本はセクハラ大国だ!」なんていう過激なことを言う人もいますが、私はというと、日本はセクハラ大国だと思っています。

いまさら言うまでもなく、約40年前に私が生まれた時から、日本は間違いなくセクハラ大国でした。まだだいぶんマシになっているくらいのものですよ、本当に。

ただ、セクハラが横行しているというのは、何も日本に限らなくて、どこの国でもいくらでもありますよね。

そんな中で日本が他の国々と比べて深刻なのは、こうしたセクハラ問題が表面化した時に、必ず、「ハニートラップだ」という意見がでてきたり、「隙のある女性が悪いんだ」と、主張する人が少なくないことです。

悪いことは悪いと、それははっきりしているのに、それが日本人の遺伝子的なものなのか分かりませんが、とにかく何かを主張した人に対して「否定したい」「反対意見をぶつけたい」という人がものすごくたくさんいて、セクハラの被害者というのはそもそも立場が弱いですから、ここぞとばかりにフラストレーションを発散させているのではないかと感じます。

有名人がセクハラを先導する国

「名門女子大生」という社会的に甘やかされる場所から、適当に売春をし、相手が誰かとわかったとたん、週刊誌にタレ込む。

こういう行為は最低だと思うし、週刊誌がその受け皿になっているのは本当に情けないこと

最新の『週刊文春』に掲載された林真理子さんの意見です。

有名ブロガーのはあちゅうさんは、この1文を引用して、「新潟県知事の件、林真理子先生のこれに大賛成。」とツイートしています。

私の記憶が正しければ、はあちゅうさんは少し前に電通時代のセクハラ被害をさまざまなメディアで訴えていて、日本の中で #MeToo の輪を広げたいという趣旨の発言をされていたと思います。

自分自身がセクハラ被害に遭い、同じような被害に遭った女性が泣き寝入りしないようにMeToo運動を広げたいと言っていた人が、どうしてこうした発信をするのか…

これを読んで、愕然としてしまいました。

新潟県知事との交際を週刊誌に告白した女子大生に対する林真理子さんの意見と、それに賛同し、賛同したことをわざわざフォロワーに向けて発表するはあちゅうさんのツイート。

面識も無く、話を聞いたこともない、自分にとってなに一つ関わりがない1人の女性に対して、

『名門女子大生として社会的に甘やかされ適当に売春していた女

というレッテルを、知名度のある有名人という立場から、一般人に対して貼ってしまう。そんなことは正気の沙汰じゃありません。

こうした言葉がまた新たなハラスメントや差別を生み出すということが、どうして分からないのか、理解できません。

思うのは自由だけど発信してはいけないと、個人的には感じています。

セクハラの意識を変えるには…

セクハラが世界中にあるように、ハニートラップも世界中にいくらでもあるのです。

だから、セクハラしたのはハニトラされたからとか、そんなことを言うのはすごくナンセンス。

相手に落ち度があろうとなかろうと、セクハラパワハラはしてはいけないのだから、そうした被害を訴える人に対して疑いの目をかける意味なんてどこにもない。

今、大ニュースになっているTOKIOの山口さんのセクハラ事件についても、相手の女子高生が悪いんじゃないかと言っている人が少なくないことにも驚きます。

もうこうなったら、日本人の意識を根っこから変えるために「相手がどうであっても、セクハラはしてはいけないし、ハニトラだなんだと、被害に遭った人をさらに痛めつけるような言動は絶対にしてはいけないよ」ということを、小学生の道徳とかで教え込んでおいた方が良いのではないでしょうか。