心のネジを巻く日記

発達障害児の子育てと日常を綴るブログです

発達障害児がスマホ依存になっても気にしなくて良い

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子供がスマホ依存になっていたら、ほとんどの親は心配すると思います。

日がな一日スマホをいじって感情を表に出さない我が子を心配して、どうすればスマホをやめさせられるのかと本気で悩むお父さんお母さんも多いことでしょう。

実は、私の長女もスマホ依存で、中学校から帰ってきたらスマホをすることしか考えていません。

すぐにスマホを手に取ってゲームをしています。

夕飯やお風呂の時間やその前後はしていませんが、それ以外はずっとスマホスマホです。

土日なんて、一応午前中はネット関係全部ダメにしていますが、昼食を終わらせればスマホしていても良いと決めているので、ガサガサガサッと急いで昼ご飯をかきこみ、スマホに飛びつきます。

普通の子供なら、こういう状態は心配しなくてはいけないと思いますし、下の子には許していません。

ではなぜ長女だけ、ここまでスマホをさせているのかというと、ひとことで言えば「発達障害だから」です。

色々、私なりに思案した挙げ句に導きだした答えは、発達障害児はスマホ依存になっても良いだろう、という結論だったのです。

発達障害のスマホ依存は許されるべき

基本的に、発達障害の人は空白が耐えられないのだと思います。

頭をカラにしてぼーっとすることが、長女には出来ません。

長女以外の発達障害者もずいぶんたくさん知っていますが、みんな、ぼーっとするのが苦手のようです。

そう、発達障害者はいつも思考しています。

色々と考えを巡らせています。頭がパンクするほど、つむじから煙が出るほど、答えのない問題について悩んだり考え込んだりしているのです。

あるいは、普通の人から見ればボーッとしているように見えるかもしれません。けれど、彼らの脳は休むことなく働き続けています。

ずっとずっと思考が止まらないと人は追いつめられるものだと私は思います。

なぜなら、世界には考えるべきことと考えない方が良いことがあるからです。

何でもかんでも悩んでしまう特性だと、考えなくても良いことを掘り下げて考えたり、忘れた方が良いことを何度も反芻しては傷付いてしまうのです。

それが、発達障害者の生きづらさの1つの要因になっていると思います。

だから思ったのです。

生きづらさに繋がる思考を止めるためなら、スマホ依存もやむなしではないだろうかと。

スマホをしていると癒される

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以前、長女に「スマホの時間を減らした方が良いかもしれないね」と話をしたとき、長女は「スマホをしていると安心する、癒される、だから時間を減らさないで欲しい」と言いました。

とても切実な表情で。

「癒される」

その言葉を聞いて、もう何も言うまいと決めました。

癒しと安心。どれだけ欲しくても手に入らない人が多い中、長女はスマホの中にそれを見つけたのです。

それがあるから頑張れるというなら、母親として文句を言う筋合いはない。

現実の世界で居場所を見つけられず苦しんでいる長女なので、スマホの中に居場所を見つけるくらい何も問題ないはずなのです。

誰とも繋がっていないから安心

思春期の子供がスマホを使う時には充分な注意が必要です。

私が長女にスマホ依存を許しているのは、長女が誰とも繋がっていないから、たとえネット上でも人とのコミュニケーションは上手にできないからです。

なので発達障害の中でも割と人と上手く付き合えたり友達がいる子供だと、スマホ依存で悪い影響があるかも知れないので気を付けて欲しいと思います。

ネットは引きこもりを救う

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スマホをはじめとする、インターネットと繋がるためのツールは、家から一歩も出ずに世界と繋がれるメリットがあります。

それが引きこもりの子供を救っているケースもたくさんあるのではないでしょうか。

子供がスマホ依存になるのは心配ですし、できればスマホなんてして欲しくないのが親の本音です。

でも、もし発達障害児にスマホを禁止するなら、親は四六時中子供の心身に気を配ってケアしなくてはいけなくなります。

私の場合だと、長女がスマホから得ている癒しや安心を私自身が与えなくてはいけなくなりますが、それは不可能なことです。

スマホから与えられる安心と癒しと、私が与える安心と癒しは形が違います。

ですから私がいくら長女につきっきりで愛情を注いだ所で、それはすでにあるものが増えただけで、別の形のものを手に入れることはできないでしょう。

つまり、親にとっては自分ができる発達障害児へのサポートとは別に、スマホにもサポートしてもらうことが出来るので、スマホ依存を気にしたり心配する必要なないのではないかと感じるのです。

発達障害がスマホ依存になった時に気を付けること

発達障害児のスマホ依存はある程度は仕方ないし、親は気にしなくても良いと思います。

ただ、一つ気を付けなくてはいけないのは、スマホをずっとしていると背骨が歪んだり、同じ姿勢を続けることで血栓ができやすくなります。

そうなると身体の成長にも害がありますし病気に繋がるリスクがあるため、そこは充分に注意してあげてください。

私の場合は、スマホスタンドと専用のテーブルを用意して、下を見ずに背筋を伸ばしてスマホをできるように環境を整えました。

また、なるべく身体を動かすように促し、階段の上り下りを意識してやらせることで、筋力を付けています。

こうした対策はしないよりはした方が絶対良いので、スマホ依存になっているお子さんのいる親御さんは出来る範囲でやってみてもらえたらと思います。